ゼロキューブで太陽光発電を検討している人がたくさんいらっしゃいます。
そこで、標準のゼロキューブの間取りでもっとも太陽光発電に向いている間取りタイプを調べて見ました。
※プランニングの結果、屋根方向に違いがある可能性があるので思い込みせずしっかり確認しましょう。
【実績12ヶ月分公開】ゼロキューブで太陽光発電『5.1kw余剰売電』実践レポ
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間取りが太陽光発電に向いているかどうかの判定ポイントとは?
太陽は東から登って南に登り、そして西へ沈んでいきます。
そのため、もっとも効果的なのは屋根の傾斜を南側にすることです。
なので、ゼロキューブの場合、屋根が南側に流れる間取りがもっとも太陽光発電に向いていると言えます。
ゼロキューブの「南入り」の間取りは太陽光発電に『向かない』
一つ目の間取りは、南入りの場合です。
〇〇入りというのは、玄関向きの方角です。南入りの場合は、玄関が南側に付いているということです。
さて、南入りの間取りですが、屋根の向きは北側になってしまっています。
南入りのゼロキューブは太陽光発電に不向きと言えます。
ゼロキューブの「北入り」の間取りは太陽光発電に『向いている』
玄関が北側についている北入りの間取りを確認しています。
ガルバリウム面の玄関を正面と見ると、その反対側の方角に屋根が流れています。
つまり、北入りの間取りだと屋根が南側に流れているので太陽光発電に向いていると言えます。
ゼロキューブの「東入り」の間取りは太陽光発電に『向かない』
玄関が東側についている東入りの間取りを見てみます。
屋根は西側に流れているので、太陽光発電には向いていないと言えます。
ゼロキューブの「西入り」の間取りは太陽光発電に『向かない』
玄関が西側についている西入りの間取りを見てみます。
屋根は東側に流れているので、太陽光発電には向いていないと言えます。
ゼロキューブの太陽光発電に向いている間取りまとめ
まとめて見ると次のような結果になりました。
- 南入りは向いていない
- 北入りは向いている
- 東入りは向いていない
- 西入りは向いていない
北入りの間取りになりやすいのは、道路の接道方向が北側だとこのプランになりやすいです。
あとは、接道状況と土地形状と広さによっても最適な間取りというのは変わってきますので参考にしてください。
ここではゼロキューブの間取りと屋根方向に視点を合わせていますが、土地の周辺環境や高低差などによってそもそも太陽光発電をしても全く発電できない場合があります。
太陽光発電をしたいなら土地探しの時から太陽光発電が向いている土地を探すようにしてください。
ゼロキューブで太陽光発電するなら屋根のカスタマイズは必要
ゼロキューブで太陽光発電するなら、デザインの都合、北入りの間取りであっても標準のままだとちょっと効率が悪いです。
なぜなら、四角いデザインにするために、屋根の無い3面は屋根が見えないように壁状に伸びているからです。
そのため、東と西からの太陽光で影になりやすくその分発電しなくなります。
太陽光発電をするなら、この部分をカットした方が良いですね。
北入りでは無い間取りプランの場合でも、屋根を流す方向を南にするようにカスタマイズすることもおすすめです。
ゼロキューブのデザインの都合もありますが、しっかり手を入れて太陽光発電に最適な屋根にした方が得られる売電金額に大きな差が生まれてきますよ。
もっとも効果的なのは太陽光発電前提の建築プランを作ること
ここまでゼロキューブを基準にして太陽光発電の向き不向きについて説明してきました。
向き不向きはありますが、我が家はもっとも不向きな北流れの屋根で太陽光発電を行い効果は出ています。
【実績12ヶ月分公開】ゼロキューブで太陽光発電実践レポ|5.1kw余剰売電
こちらで実績も公開しているので合わせてご覧ください。
なので、すでにゼロキューブを建てたという人であっても、周辺環境に問題が無ければ太陽光発電は後載せでもおすすめできます。
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※専門業者と相談の上、シミュレーションの確認の上決めてくださいね。
ですが、これから家を建てようとしている人には、太陽光発電をもっとも効率化した建築プランにすることをおすすめします。
なぜなら、太陽光発電はまだまだ投資効果が高い設備になります。
建築プランによって屋根の向き・広さ・傾斜角度をもっとも効果的な屋根にすれば、住宅ローンを賄えるくらいの売電金額にすることだって可能だからです。
ゼロキューブをベースにすると間取りの変更等は全て別途費用がかかります。
最初から太陽光発電に最適な住宅のプランを作ってもらった方がコストがかからないし、間取りの自由度が上がりますよ。
余剰売電を最大限活用するための方法をこちらの余剰売電で住宅ローンを払う新築戸建てを建てる方法でまとめていますので合わせてご覧ください!
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さいごに
以上、太陽光発電に向かないゼロキューブの間取りとは?でした。
すでに家を建てた、これから建てる人にとっても太陽光発電は必須な設備になっています。
我が家のもっともも不向きな屋根での実績を確認してもらえれば、南向きの屋根にすることでどれだけメリットが生まれるかわかってもらえると思います。
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