家を建てるというのは、「より楽な暮らしをするため」です。
家を建てた&購入したのにも関わらず楽な暮らしができないのは、完全に「洗濯の大変さ」を忘れてしまっていたからです。
お洒落とかシンプルライフとかの前に、「生活とは洗濯すること」であることを大前提にしておかなければ失敗します。
楽な暮らしとは、洗濯するのも、干すのも、乾かすのも手軽であるということです。
もしも物干し部屋(ランドリールームやサンルーム)を作らなかったとしら??どうなってしまうのか考えてみます。
ゼロキューブで物干し部屋を実際に作ってみたら生活が本当楽になりました。こちらのゼロキューブの+BOXをまるっと物干し部屋にして除湿機置いたら生活がこだわった【洗濯物臭くない】でまとめているので合わせてご覧ください。
ゼロキューブで実践したい物干しアイデアをこちらのゼロキューブで梅雨や雨の日の洗濯物はどこに干すばいいの?部屋干しアイデア6選でまとめているので合わせてご覧ください。
物干し部屋を作らなかった&作れなかった人の洗濯事情
我が家が家(ゼロキューブ)を建てたのはニュータウンのエリアになります。
約20年前に開発が始まり今でも住宅街が広がり続けているエリアで、全国的にも「住みたいエリア」として上位に出てきます。
我が家はそもそも物干し部屋を作っているので全く不便はありませんが、住み始めてから3年近くして街のある特徴に気づきました。
どこもコインランドリーは満杯
そうなんです。
コインランドリーが満杯なんです。いつも全部回っています。それか洗濯物が入れっぱなしです。
住宅が広がり続けていますし、マンションもたくさんありますが、その中の多くのお家で物干し部屋(ランドリールームやサンルーム)が無いのかもしれません。
よくある3LDK〜4LDKの間取りであれば、ファミリーだとスペースの余裕は無いでしょう。
それなのに、ファミリーだと洗濯の頻度は高く、量は多いです。
なので、洗濯物の回転が高くなれば、乾きづらくなり、洗濯乾燥だけじゃなく乾燥だけするためだけでもコインランドリーに向かうのです。
同じような人たちがこぞってコインランドリーに出向く。その結果は?
ここは、人気のニュータウンということで、人は増える一方。
そして、どの家庭もファミリーなら洗濯物問題は抱え、コインランドリーに行くことになります。
同じような人たちが来るので、空いている洗濯機も乾燥機はありません。
そしてどうなるかというと?
コインランドリー待ち
コインランドリーでよその人の洗濯乾燥が終わるのを待つ
一旦帰るとその間に他の人に使われるかもしれないからその場で待機
洗濯や乾燥ができても一旦帰ってまた来る距離でも無くその場で待機
もしくは、一旦帰宅して再度コインランドリーに出向かなくてはいけない
大型ホームセンターのコインランドリーもみんな買い物中に洗濯乾燥しようと考え結局順番待ち
パパの休日はコインランドリーで過ごすか家とコインランドリーの往復で終わる
まだアパート暮らしのころ布団や毛布など家で洗濯できないものを車でコインランドリーに行って洗濯乾燥したことがありますが、ファミリーになればいつもコインランドリーに行かなくてはいけなくなります。
家の徒歩圏のコインランドリーがあっても、より近所の人たちが都合の良い時間帯をほぼほぼ独占状態で使っているので全然洗えません。
家ではエアコンや浴室洗濯乾燥機や除湿機をフル稼働しづらい
でも、物干し部屋が無くても浴室洗濯乾燥機やエアコン、それに除湿機を使えばいいじゃないということになります。
ただ、その家電は全て電気代がかかります。
それに、そもそも物干し部屋がありませんから、バラバラに使用することで全く効率が悪いです。
そして、場所も無いので、物干し容量も小さいです。
寝室に除湿機?まさか!うるさいし暑いし寝れませんよ!
洗濯物を干す手間と乾かす手間と取り込む手間がかさむばかりで、こちらのゼロキューブの+BOXをまるっと物干し部屋にして除湿機置いたら生活がこだわった【洗濯物臭くない】でまとめたような物干し部屋のメリットが一つも活かされませんから、気付けばリビングに物干しスタンドが置かれうるさい除湿機が唸り続けることになります。
そして、取り込むことも面倒なのでずーっとリビングに洗濯物が重なっていき、せっかくの新築住宅なのに生活感溢れすぎの面倒くさい家になります。
最終的にお出かけ直前にドライヤーで乾かす羽目になる
整理整頓もできない家になってしまえば、「うっかり」が増えます。
うっかり洗うのを忘れた!
うっかり干すのを忘れた!
最終的には、朝の忙しい時間にドライヤーで靴下やシャツを乾かす羽目になります。
子供の衣類なんて汚れてしょっちゅう洗濯するのに、乾かせられないとやっぱりドライヤーになりますね。
物干し部屋を作れば「時間」が大幅に節約できて生活にゆとりが生まれる
物干し部屋のメリットは、洗濯物を乾かしやすいということではありません。
無駄な時間を無くし、生活のゆとりを産むのが物干し部屋です。
引っ越してきてから早く3年近くですが、我が家は物干し部屋があるので、たったの一度もコインランドリーに行ったことがありません。
コインランドリーの「待ち時間」が1分も無いために、家族で出かけたり、それぞれ好きなことをするための時間に充てることができます。
我が家の物干し部屋はゼロキューブの+BOXをまるっと物干し部屋にして除湿機置いたら生活がこだわった【洗濯物臭くない】であるように一階の部屋を丸ごと使っているので、動線が楽なのでノーストレスで干すことができます。
全然面倒くさく無いので、パパママ問わず淡々と洗濯物干ししていますし、夫婦で一緒に干してすぐ終わらせたりしています。
注文住宅でも規格住宅でも建売住宅でも意識しないと物干し部屋は作れない
物干し部屋は、楽に生活をしていくためには必須です。
でも、まだまだ標準に間取りに組み込まれているわけではなさそうです。
ゼロキューブも+BOXである居室を物干し部屋として使っているだけです。
そのために、注文住宅だろうが、建売住宅だろうが、意識して「この部屋を物干し部屋にしよう!」とか「ここのスペースを増やしてランドリースペースにしよう」とかしないと、誰かの部屋や物置部屋になってしまいます。
子供の部屋ももちろん必要ですし、物置だって必要ですが、まずは日頃の生活をまず楽にしなければ生きづらくなります。
土地面積や予算なども関わってきますが、せっかくの新築を建てよう購入しようとするならば、物干し部屋をどうするかじっくり検討してみることをおすすめしますよ!
物干しアイデアについてはこちらのゼロキューブで梅雨や雨の日の洗濯物はどこに干すばいいの?部屋干しアイデア6選でまとめているので参考に合わせてご覧ください。
さいごに
以上、新築なのに物干し部屋を作らないと「不便な生活」を強いられる理由でした。
一度だけ、コインランドリーに布団を洗いに行ったことがあります。その時は、満杯で撤退しました。
結局、自宅の大容量の洗濯機で丸洗いできてしまったので、そのまま物干し部屋で干したことがあります。
本当に洗濯にこだわらなかったら、コインランドリーをあちこち回ったりずっと待機していたりと本当に無駄な時間を過ごす羽目になりますよ!
家族みんなで楽に暮らすために必要なことは何か考えてみましょう!