僕たちのお家はゼロキューブです。
あの「私たちにちょうどいい家。」のキャッチコピーで1000万円から建てられる四角いお家です。
ゼロキューブの人気が月日が経つ毎に増してきていて、それと「実際どうなの?」って声もおおきくなってきているようです。
うちのゼロキューブはもう築6年8ヶ月が経っていています。2017年2月頃完成し、3月に引っ越ししました。時が経つのは早いですね!
ガチでゼロキューブで暮らしている僕らの「ゼロキューブって実際どうなの?」をお伝えしたいと思います。
また、初めての家づくりで不安を感じている人のためにアドバイスもまとめました。
実際住んでみてから2390日以上経って冷静に振り返ってみれば「もっとこうしたら良かった」ことがあるものです。
その部分もお伝えすることでみんなが同じような後悔するようなことが無くせるのでは?と僕ら夫婦は考えました。
本音を隠さず書きますので参考にしてみてくださいね!
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我が家のゼロキューブの概要
僕たちのゼロキューブは「ZERO-CUBE+BOX 4LDKタイプ」の建築会社オリジナルカスタムモデルになります。
ちょっと変わっている点は次のようなところ。
- 外壁がガルバリウム合板じゃなく全面木目調のサイディング
- ウッドワンのシステムキッチンとキッチンラック
- 一階にパントリー
- 二階にもトイレ
- 二階寝室にミニデスク
- 二階にオープンデスク
- リビングの一面がヘリンボーン&マリーンランプ
イメージとしては、カリフォルニアスタイル満載なプチマリブな感じのお家になっています。
建物に目立ったトラブルや施工不良はある?あった?
さて、一番気になるトラブルや施工不良関係です。
新築当初から今までの間で、大きな問題は発生していません。雨漏りやなんか平衡感覚に違和感とかもないですね。
小ちゃいトラブルといえば、洗面所で異臭発生したことはあります。
その時は建築会社にすぐに来てもらってみてもらったところ、それ以降は異臭は無くなりました。
「玄関扉」風に吹かれて壁にぶつかった事件
強風だと玄関扉が勢いよく開いちゃう問題
ゼロキューブゆえの問題が1つあります。
玄関の外側には、ちょっとしたヒサシしかありません。
なので、強い風が吹くと玄関扉が持って行かれて、勢いよく壁にぶつかる危険があります。
というか、業者が家具の搬入中に扉を開けっ放しにしていたところ、一度風で思いっきり開いてぶつかって、玄関扉の飾りが吹っ飛んでいました。
- 飾りが取れた
- 凸凹の部分が取れた
- 取り付け金具がむき出しになってた
幸い飾りをはめたら元に戻せたので、大きな傷は残らなかったのでそのままにしています。
この時は、新築早々玄関扉にイタズラされた!と思い、夫婦でビビり、警察に来てもらうように連絡までしました。
防犯カメラを設置していたので、警察が来る前に自分たちで動画を確認したところ、扉が風で吹っ飛んで壁にぶつかり、飾りが吹き飛びそれを業者が驚いて見ているところまで写っていたので、イタズラや犯罪じゃないことを確認できました。
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慌てて丁重に警察に説明の電話を差し上げ一件落着です。
ゼロキューブの玄関扉、強風で思いっきり開いて壁に激突したり、急に扉が締まって指などを挟んだりするので注意が必要です。
この一件以降、玄関扉は開きっぱなしにせず、素早く開け閉めするか、手でしっかりと持って置くようになりました。
特に子供が自分で玄関扉を開けられるようになったらよくよく言い聞かせないとダメですね。
追記 ゼロキューブのデザインの欠点
我が家のエリアは年がら年中風が強いです。最近も大人の僕や妻でも玄関扉ごと風で持っていかれそうになりました。
- 赤ちゃんを抱っこしながら玄関扉の開け閉めをするのは本当に危険です。
- 子供が一人で玄関扉を開けるのも風の強い日は本当に危険です。
なので、風が強いエリアで家を建てるなら本当に気をつけてください。可能であれば、その地域に住んでいる人に地域独特の気象現象が無いか聞いておきたいですね。
玄関扉などが凹んでいるデザインや囲いが飛び出しているデザインにはちゃんとした理由があることを知っておいた方が良いですよ。
ゼロキューブの玄関はヒサシだけじゃなくポーチも作るべき
トラブルでは無いですが、このまま玄関ヒサシについてもうちょっと。
どうしても玄関外にはヒサシのみになるので、雨風をしのぐにはまったくの力不足になります。
幸いゼロキューブの玄関の内側は広くなっているので、中で準備をしっかりしてから出れば良いです。
ただ、前述したように風が強いと玄関ノブをしっかり持っておかないと危ないので、雨の日の傘差しはちょっと大変ですね。
外側にもポーチがあれば一息つけたりできたかなと思います。
ゼロキューブの場合、玄関を引っ込ませて外側にポーチを作るのも、外側の壁を出っ張らせてポーチ上にするにも追加料金がかかりますが、風の強い地域に建築するならポーチは絶対作って置いたほうがいいですよ。
築6年8ヶ月、粗も目立つでしょ?
築6年近くもすれば新築の時には見えてなかったあれこれは目立つようになるのは確かです。
ただ、ゼロキューブという商品に対してというより、施工会社の施工について、と言った感じでしょうか。
リビングのヘリンボーンの壁の木の板の間隔が一部離れすぎているのが気になります。
隙間が開いちゃっているんですよね、よく見ると。
ただし、これも難しいですが、もともとこだわって別注したものではなく、施工会社のオリジナルパッケージ内のものになりますからコミコミの値段を考慮するとこんなもんかなと言ったところ。
ただし、明らかに施工会社の事務所のヘリンボーンの壁とはクオリティが違うので、予めどの程度のヘリンボーンの壁になるのかは聞いておいた方が良かったかなとは思いました。
注意
自分の想像と、施工会社の施工レベルに違いがあると後々ガッカリするかも知れませんから、施工会社のモデルハウスはしっかり見て、クオリティの確認と同等の出来になるかの確認はしといた方が絶対いいですね。
ゼロキューブのオプションにヘリンボーンの壁は無いです。ヘリンボーンができるかどうかは施工会社によります。
さすがに6年も経つとクロスのつなぎ目が目立ってきましたね。そのうち自分で補修してみたいです。
ウッドデッキの木材についても注意か?
ウッドデッキについて、ゼロキューブとしてなのか、施工会社によって違うのかはわかりませんが、使用する木材が防腐処理しているのものか塗装済みなのかは確認しといた方がいいと思います。
上記の写真は新築時のもので、木そのもの!ですが、築6年近く経った今、すっかり灰色のカサカサになっています。
見栄えも悪いし、トゲトゲしている部分もあるので子供にはちょっと危ないですね。
引っ越し後のしばらくの間は、自分たちで塗装もしていましたが、ちょっと子供達に手がかかる今はすっかり放置になってしまっています。
タイミングを見計らって、今度は油性塗料でがっつり塗りたいとは考えていますが、最初にウッドデッキの仕様についても詳しく聞いておくといいかもしれませんね。
子供がプールで水遊びやシャボン玉で遊ぶときはウッドデッキに出して遊んでいますので、しっかりとメンテナンスしていきたいです。
注意
最初からコミコミになっている設備については、1つ1つどのようなものかは確認した方がいいです。
特に、近所の家にちょうどウッドデッキがあるお宅を見てしまい、同じような感じになると勝手に思い込んでしまうのは失敗の元です。そのお宅はこだわって、専門のエクステリア業者に依頼しているかもしれません。
ウッドデッキについては、下の基礎の部分など土がむき出しなのか・コンクリート敷きなのか・防草シートを敷くのかという点もとっても大事です。今後のメンテナンスに大きく関わります。
安いというのは「何かが無い・やらない」ということなので、その点を納得しているかどうかで「お得かどうか」が変わりますよ。
ゼロキューブの間取りは問題無かった?
間取りについては、カスタムされた4LDKですが使い勝手について振り返ってみました。
1階の間取りと+BOXの問題とは?
1階の間取りについて考えてみました。
パントリー
キッチン裏のパントリーは大成功でした。
これから、家を建てようと考えているのならパントリーは作っておいた方が良いです。
ゴミ等の一時置き場、脚立、薬品や日用品、常備品、家関連の重要書類、掃除用品、袋類(紙袋・ビニール袋)などまとめて置いておけます。
パントリーが無いと、その分の荷物が家じゅうに散らばってしまうので整理整頓がやり辛く見た目が悪くなります。
トイレ場所の変更のデメリット
ただし、トイレがあった場所にパントリーを作っているので、トイレがお風呂の隣に来ることでその分ズレてリビングに出っ張っています。
トイレ面積分がリビングが狭くなっているので、ちょうど収納家具をおけるスペースが無くなっていますね。
+BOX
リビング隣のプラスBOX部分は、完全に物干し部屋にするつもりだったので洗濯物に悩まされることなく生活は快適に送れています。
除湿機と備え付けの物干しユニットで毎日の洗濯もストレスありません。
無印良品のシェルフユニットで収納力アップして衣料品を仕舞っています。
ただ、+BOXを物干し部屋にしているために客間がありませんから宿泊は出来ません。
2階の間取りとトイレ問題とは?
2階の間取りについて考えてみました。
寝室にミニデスク
寝室に備え付けのミニデスクがあります。
ただし、備え付けのデスクや棚の高さの寸法は合っていないので使えていません。
備え付けのものは、任せても全て確認するか、こちらの希望を伝えないとダメですね。
収納スペースにも使いずらいので、いずれリフォームするしかないですね。
廊下にオープンデスク
一階パントリー追加の影響でリビングにトイレ分の面積が増えている分、2階にオープンデスクが追加されています。
ホールというほど広く無いです。現在ではミシン台にしています。
勉強や作業スペースにするには照明や棚が足りません。
吹き抜けになってしまっているので、収納を増やすことができないんです。
吹き抜けの問題
吹き抜けがあるおかげでいつでも明るくて良いのですが、お昼寝を一階でしようと思うとちょっと明るすぎるかもしれません。
また、吹き抜けって意外と声や生活音がすごく響くので、事前に覚悟はしておいた方がいいと思います。
どうせなら吹き抜け分をもっと狭くして2階にオープンスペースを作って壁面に本棚を設置し家族共有の書斎スペースにしたら良かったです。
ここもいずれは大胆にリフォームして家族の書斎や遊びスペースにしたいと思っています。
左図の赤枠の部分を一つの空間にしたいです。
寝室を通らないとそもそもバルコニーに通れないのはちょっとダメですよね。
このくらい壁面が増えれば収納棚や本棚を作ることができますよね!
2階トイレの問題
トイレは2階にも設置してあります。
しかし、妻は2階にいることがほとんどないために使ったことがあまりないそうなんです。
また、音問題もあり、部屋の真隣りともなると妻と娘たちは使うことほとんどないんじゃないかと思い始めています。
僕としてはありがたいのですが、家族全体で見ると、優先度の低い設備だったかもしれません。
作るなら部屋に隣接しないようにすると気にならないようになるかもしれませんね。
間取り全体の問題とは?
間取り全体についてまとめます。
部屋数の問題
部屋数は足りなかったです。
子供2人にそれぞれ個室、夫婦の寝室で2階の3部屋埋まってしまうので、もう一部屋倉庫件仕事部屋があると良かったかなぁとは思います。
それこそ、吹き抜け部分を潰して秘密基地的な部屋にしても良かったですね。
部屋の広さの問題
一番のデメリットといえば、建物自体の広さを広くしていないので1階のパントリーや2階トイレ分のスペースを各部屋から少しづつ取っちゃうので部屋が狭くなってしまうことです。
居室については、各部屋6帖くらい欲しかったかな。出来れば、7〜8帖。
土地の余裕があったのに建築面積を広げなかったのは、カスタマイズ費用の加算を懸念したからです。
注文住宅やフリープランなどと違い融通が効かないのは規格住宅のゼロキューブのデメリットかもしれません。
良い土地が見つかったらその土地に合った建築プランを作ってもらってカスタマイズして詰めていったほうが満足度は高いです。
建物設備に何か不満はないの?
キッチン、お風呂、トイレなどの設備についてです。
今のところ、使い勝手や能力ともに特に不満という不満はとりあえずはありません。
こんなトラブル事例を経験した
この7年近い中で、1回だけ、近所で電線が切れる事故が発生して停電になった時には、オール電化のために何もできなくなりました。
水は井戸でポンプも動かないし、IHクッキングヒーターなのでお湯も沸かせません。
さらには、玄関は電子ロックなので、帰宅まえに停電が起きていたら、家に入れなかったかもしれませんでした。(玄関のアナログの開け方はこの時調べた)
この点にはついては、ゼロキューブというよりオール電化住宅の欠点ですね。ただ災害と同じでそこまで神経質になることは無いかなって思います。
住宅設備で「もっとやっておけば良かった」と思ったポイント
太陽光発電を最初から搭載した家にすれば良かった
電気代の節約や、常時エアコン作動のために太陽光発電を行なっています。なので、万一大規模停電に遭遇しても昼間は電気が使えるように対策はしています。
太陽光発電は後付け設備になっていますので、住宅ローンより比較して高い金利で別途ローンを組んでいます。
【実績12ヶ月分公開】ゼロキューブで太陽光発電実践レポ|5.1kw余剰売電
最初から太陽光発電搭載の建築プランで建てて金利のめちゃくちゃ安い住宅ローンで払うようにしたかったです。
もっと発電できて収入を増やし金銭的負担も減らせましたから。
あとより発電効率を高めるために屋根の向きや角度はもっと検討したほうが良かったですね。
防犯設備はもう少しこだわっても良かった
やはり後から調べてみると付けたかった設備などは出てきます。
例えば、我が家は防犯カメラを設置するなど防犯面は強化しているのですが、モニタリング専用の電源やモニタ置き場などあるとよかったかな。
建築会社が提案してくることはありませんから、こういった「欲しい設備」の情報は積極的に自分で探す必要はあります。
ネット回線(LANケーブル)の有線配線はしておくべきだった
もっともやっておけば良かったと思ったのは、LANケーブルを各居室リビング全てに通しておくことでした。
光回線は外壁から光ケーブルを取り込んで2階主寝室のウォークインクローゼットの天井から引き出しモデムを棚に置くような仕様になっています。
そのためそのまま有線で使おうとしても2階の主寝室しかネットの有線接続ができないんですよね。
パソコン仕事をしている人やPCゲームが趣味な人は、特に速さと安定がある有線接続のメリットを受けられることは知っているはずですから、絶対にLANケーブルを全ての部屋に通して置いた方が良いです。
電気配線工事の段階で行うことで壁の中を通せるので見た目も良いですよ。
ちなみに、我が家の防犯カメラのレコーダーは有線接続でネットにつなげれば、スマホのアプリで監視できるようになります。それが今できていないんでなんとかしたいです。
「私たちにちょうどいい家」って言えてる?
さて、うちのゼロキューブですが「私たちにちょうどいい家」と言えるかどうかです。
ちょうどいいけど、余裕は無いと言ったところです。
うちでは、一部屋物干し部屋にして、壁一面に無印良品のユニットシェルフの収納棚を設置して収納力を高めています。キッチン横にはパントリーもあるし、他にも収納スペースは増えているはずです。
ですがやはり、子供らの成長に合わせて物は確実に増えていきますし、夫婦のもの家族のものもドンドン増えていくわけなので、今から収納力についてちょっと不安になっています。
まだ、それぞれの個室のクローゼットはほぼ未使用状態ではありますが、油断しないで物を購入する時には本当に必要かどうかよく吟味していかないと、窮屈な暮らしになる恐れがあります。
後悔しない家づくりに必要な〇〇とは?
ゼロキューブってかっこいいんです。
外観も間取りも完成している家なので、それにするか、しないかの二択です。
ゆえに、カッコよくて可愛いし、そして1000万円(建築当時)という価格のインパクトがあるので、新築住宅を建てる時に一番やっちゃいけない「勢い」で話を進めてしまいがちになるからです。
一度も家を建てたことのない自分たちに、完成された家に対して「もっとこうしよう」って意見は出ませんよ。
かくいう僕たちもネット広告のバナーで一眼惚れして一気に建ててしまいました。
もちろん高い買い物ですからある程度の勢いも大事なんです。
でも、それだと後から色々と「もっとこうしてたらよかった」って思うポイントが生まれてしまうんですよね。
そして、オプションで追加費用を加算していくスタイルのゼロキューブの場合、価格の安さが魅力的だったのに気付けば結構な価格になっています。
しかも、ゼロキューブしかプランや見積もりが無いから安いのか高いのか全く判断できません。
後悔しやすいゼロキューブを建てるときに心配しないために『するべきこと』をお伝えしますね!
実際にゼロキューブを建ててみたからこそわかった注意ポイント
ゼロキューブを建てて6年以上住んでみたからこそ「ここは注意した方がいいな」と言えるポイントがあります。
必要な設備が後付けになってしまった
必要だったり欲しい設備は全て後付けになってしまいました。
我が家で言えば、太陽光発電、防犯カメラです。
デメリットは、住宅ローンに含められなかったこと。
つまりは、現金支払いだったり、別途金利の高いローンを組まざるを得なくなりました。
特に太陽光発電はゼロキューブを基準に考えてしまったので「快適に暮らすための設備」に適した住宅にできませんでした。
設備やサッシや断熱材などは、どのようなものがあるのか先に情報収集しましょう。
設置したい設備などによって間取りや外観が変えた方が良いこともありますし、最初から設備を盛り込んだ建築プランがあるかもしれません。
安い訳ではない
そして、ローコストがウリのゼロキューブですが安いままではありません。
オプションも何も無しなら、確かに1000万円+500万円くらいで建てることができます。
でも、ゼロキューブを選ぶのって「安い」からじゃないですよね。
ベースが安いから、オプションだったり、他の欲しい設備にお金を使うことができるのでその「お得」さから選んてでいます。
オプションや設備はいくらでも追加できますし、自分のローンの予定支払い金額になるまで盛り込むはずですから結果安くはありません。
最初から自分の理想を詰め込んだ建築プランも作っておけば「安くてお得なのか」どうか比較することができます。
追記現在2023年10月時点で建築部材の高騰や情勢によっていろんな価格が高くなっています。比較して価格の納得材料を集めてみましょう。
もっとこうしたら良かったと言う後悔がある
後からやっておけばよかったことが、物干し部屋の検討や、各部屋の広さを維持だったり、外構部分です。
物干し部屋については、+BOX部分をまるまる使っているので現状は問題ありません。
ただ、ゼロキューブの場合、一階には他に居室がありませんから、客間や自分たちの老後から見ると不安が残ってしまっています。
また、規格住宅ですから、設備の変更や間取りの変更などは別途費用がかかります。
そのため、ゼロキューブを選ぶと「あーしたい、こーしたい」ことが出来にくくなります。
真四角な間取りを夫婦でにらめっこしましたが、結局「ゼロキューブだから」このままの方がいいかと話を進めてしまいました。
さらに、ちょっとくらい歪になっても、必要な設備や広さは確保しておくべきだったと感じています。
新築戸建ての建築に焦りは禁物!
希望や疑問点はしっかりと担当者に伝えて「見積もりの数字」で判断しましょう。
ゼロキューブのデメリット・ハウスメーカー&大手工務店のメリット
ゼロキューブはライフレーベルという住宅ラインナップの1つの商品です。
そして、ライフレーベルはフランチャイズで全国展開されており運営元はベツダイです。
そのため、ベツダイに依頼しないのなら、自分たちが依頼する建築会社&工務店はフランチャイズ加盟店になります。
つまり、ゼロキューブのデメリットとして、フランチャイズ加盟店の建築プランニングや施工能力次第で建物の出来は変わるということと、保証やアフターサービスも大きく変わるということが挙げられます。
逆に、ハウスメーカーや大手工務店、地場で長年住宅建築をしている会社などは、品質は一定ですし、保証やアフターサービスのバラツキはエリアによって変わるということはありません。
後悔したく無いなら比較検討は必ずするべき
ゼロキューブを建てたあとだから言えますが、カッコイイ個性的な住宅は他にもあります。
ローコスト向けでかつ独自の個性的な住宅プランは、ハウスメーカー・工務店・たくさんある地場の建築会社でも当然用意しています。
僕らは、妻が妊娠して出産が控えていたと言うこともあり「急ぐ必要があるタイミング」だったので、ゼロキューブ以外を知らずにそのまま建築プランニングを進めてしまいました。
落ち着いて周りを見てみればかっこいいお家はたくさんあったので、パンフレットや見積もりだけでも集めておけば良かったです。
フランチャイズ本部の力の入れた広告によって目につきやすいゼロキューブは確かにカッコイイ。
でも、調べれば自分たちの住む街にもカッコイイ家を作る会社はあります。
色々調べてから「やっぱりこのお家を建てたい」と納得することが後悔しないポイントです。
そのためには、必ず建築プランを集めて比較検討することがとっても大切なのです。
家づくりのポイントまとめ
- 勢いだけで話を進めない
- パンフレット・間取りや見積もりなど情報収集する
- 希望や要望を盛り込んだ建築プランを作ってもらう
- 焦らずに、見積もりの数字を見比べて本当に安くてお得か判断する
- 比較検討して納得してから「この家を建てよう」と決断する
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タウンライフ家づくりで希望の間取りプランを作るコツとは?
タウンライフ家づくり は、複数の建築会社や有名ハウスメーカーそして地場の有力な設計事務所などに対して、オンライン上で、簡単に間取り作成の依頼をすることができます。
間取りプランの作成を依頼することで、間取りプラン・資金計画・土地提案を貰えることができます。
依頼するときはできるだけ詳しく情報をまとめてみましょう!
タウンライフ家づくりを利用するコツは、より具体的な情報の希望・条件・制限について詳しく伝えることなんです。
家づくり計画書作成依頼フォームはチャット風にできていて必要な情報をどんどん入力していくだけで進めていけますよ。
また要望欄に具体的な自分たちの希望や条件などをしっかり書くことで、より具体的なプランを提案しやすくなります。
- 情報入力欄もわかりやすいです。
- 資料請求をしたい工務店を選びます。
- 他にも必要なサービスがあれば選ぶことができます。
みんなはこんな風に伝えている
文章でも、箇条書きでも大丈夫ですよ!希望は全部書いておきましょう!
Aさんの希望・条件は?
東北道路角地です。東玄関希望です。
収納を確保したいです。
キッチンや洗面所にも収納庫が併設できればと考えています。
駐車スペースは最低2台分必要です。
住宅ローン控除や建物の固定資産税についても教えていただけますか。
Bさんの希望・条件は?
・吹き抜けのある家
・薪ストーブ設置
・リビングに和室6畳
・2階にトイレ,寝室(8畳),子供部屋
・子供部屋を将来仕切れる(6畳・6畳)
・ウッドデッキがほしい
・パントリー・家事室がほしい
・35〜38坪程度
このように、具体的な要望を出すことで、自分たちの本気度も伝わり建築士も具体的な間取りプランを作成しやすくなりますからしっかり記入しておくと良いですよ。
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